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オースタンス社長×UI銀行会長対談【前編】 シニアDX企業と考える「理想のシニアライフ」

オースタンス社長×UI銀行会長対談【前編】 シニアDX企業と考える「理想のシニアライフ」

TOPICS

  1. シニアに寄り添う姿勢と取り組みが、オースタンスとUI銀行の共通点
  2. きめ細かなサポートで、シニアもデジタルツールを使えるようになる
  3. 失敗は「資産」。年齢に関係なくチャレンジし続けることで増やせる



高齢化とデジタル化が進む日本。スマートフォンやインターネットを使うシニアも増えており、デジタル化によってシニア世代のライフスタイルも変化してきています。人生100年時代、いくつになっても自分らしく豊かに暮らしていくために、デジタルはどう役立つのでしょうか?

そこで今回は、UI銀行のパートナー企業であり、シニアDXを推進する株式会社オースタンスの菊川諒人代表取締役社長と、UI銀行の味岡桂三代表取締役会長が対談。お互いが目指す未来のシニア像や、お互いの事業の持つ共通点について語り合いました。



デジタルはシニアにこそなくてはならないツール

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――まずは2023年1月に開業1周年を迎えたUI銀行について、設立から今日までの歩みを聞かせてください。

味岡:社会のあらゆる場にデジタル活用が広がるなか、私たち銀行もデジタルシフトし、お客さまに新しい価値を提供していきたい。そのような考えのもと、UI銀行はスマートフォン専用アプリで完結できるデジタルバンクとして2022年1月に誕生しました。東京圏を中心にサービスを展開する東京きらぼしフィナンシャルグループにおいて、きらぼし銀行に次ぐ2番目の銀行となります。

デジタル化によってお客さまの利便性が向上しただけでなく、デジタル化による効率化、生産性向上の効果をお客さまに還元できるようになりました。また、当グループの基盤である東京圏を超えて全国に新しいお客さまが増えるなど、この1年でデジタルの可能性を改めて感じています。

デジタルというと若い方が使うものと思われるかもしれませんが、UI銀行が目指すのは「シニアにもやさしいデジタルバンク」。暮らしを豊かで便利にするデジタルは、これから、シニアにこそなくてはならないツールとなるはずです。私自身も現在65歳。今日はUI銀行会長としてだけでなく、シニアとしての立場からも、オースタンスさんと意見を交わせたらと楽しみにしています。


シニアDXで自分の親や祖父母を幸せにする

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――では次に、オースタンスさんの取り組みについて教えてください。

菊川:オースタンスはシニアDX推進企業として、デジタルを用いてシニアの楽しみを創る事業に取り組んでいます。なかでも核となる事業が、中高年向けのコミュニティサービス「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」の運営です。現在、会員数約36万人、約3.5万件以上のコミュニティがあり、趣味を通じてつながった同世代の仲間がオンオフ問わず活発に交流しています。そこから得られるデータを活かして、企業や行政のシニアDX、シニアマーケティングの支援なども行なっています。

味岡会長:「趣味人倶楽部」を拝見しましたが、多種多様な趣味のコミュニティがあり、会員同士の交流も活発で、とても楽しそうですね。それにしても菊川社長のようにお若い方が、どうしてシニア向けの事業を始められたのですか?

菊川:もともとはエンターテイメント系の事業をしていて、そのときにシニアダンサーの動画をプロデュースしたのがきっかけです。その動画は世界中で数億回再生され、有名な海外アーティストからも大絶賛されたのですが、そのくらい、シニアダンサーは本当にカッコよくて。年齢に関係なく、思いきり好きなことをして輝いている姿から、人はいくつになっても挑戦できることに気づかされましたね。

翻って日本はというと、歳をとることに対するネガティブなイメージがすごく強い。そこで、「自分が得意とするITを使って、この空気を変えられないか」「これからはポジティブに年齢を重ねていける社会を実現していきたい」と考え、シニア事業へシフトしました。私は現在35歳、社員も平均年齢27歳と若いですが、自分の両親や祖父母を幸せにするという気持ちで取り組んでいます。

味岡:自分の親や、祖父母の世代を幸せにするためのシニアDXなんですね。UI銀行が大切にしている「ぬくもりのあるデジタル」に通じるものを感じて嬉しいです。


「楽しみ」があれば、シニアの健康や孤独の問題も解消される

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――シニア向けのサービスに取り組んでいる両社ですが、理想とするシニアライフのイメージはありますか?

菊川:理想は人それぞれだと思いますが、オースタンスが大切にしているのは、いくつになっても「楽しみ」を持てること。シニアの方の中には、「朝起きる理由がない」とおっしゃる方もいます。たとえば、子どもが巣立ったり、会社をリタイアしたりすると急にやることがなくなって、無力感や孤独感に襲われてしまう。でも、趣味や同窓会など、何か1つでも楽しみがあれば生きる意欲が湧いてくるんです。

味岡:「人生は楽しまなければ損」とよくいいますが、私もそう思いますね。

菊川:そうですね。楽しみがあれば活動的になって、交流も増え、結果的に、健康や孤独といったシニアが抱える問題の解消にもつながると思うんです。ちなみに味岡会長が大切にされている楽しみは何でしょうか?

味岡:私の楽しみは城めぐりですね。地理と歴史と旅行が好きなので、お城を通じて全国をまわろうと、16年前から「日本100名城」めぐりを始めました。昨年の春、ちょうど桜が満開の時期に愛媛県の宇和島城へ行き、100名城への登城を達成したんですよ。

菊川:すごいですね。ちなみに「趣味人倶楽部」にもお城についてのコミュニティはたくさんあります。

味岡:城めぐりは奥が深いですからね。今は「続日本100名城」に挑戦中で、ゆくゆく体がいうことをきかなくなったら、メタバースで世界中の城めぐりをしたいと楽しみにしているんです(笑)。


シニアの「一歩踏み出す勇気」を後押しする

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菊川:味岡会長はアクティブで、新しいことにも積極的ですね! さまざまな理由から新しいことへのチャレンジを躊躇しがちな方も多いなか、どうすれば味岡会長のようになれるのでしょうか?

味岡:やはりいくつになっても、人生を楽しもうという気持ちと、あとは「自分の歩幅で、一歩踏み出す勇気」を持ち続けることだと思います。年齢を重ねるにつれ「やってみたいけど、自分にはもう無理かな」とあきらめがちですが、やってみたい気持ちが少しでもあるなら、行動してみることが大切ではないでしょうか。

菊川:なるほど。そこには、「一歩踏み出す勇気」を後押しするサポートも重要になってきますね。

味岡:おっしゃる通りです。たとえばUI銀行では、「口座を開設したい」「これを機にスマートフォンを活用したい」というお客さまのために、きらぼし銀行の店舗にデジタルコンシエルジュを配置して、来店されるお客さまのスマートフォン操作をサポートしたり、店舗でスマートフォン教室を開催したりと、デジタルだけでなく対面でもサポートを行なっています。また、デジタルネイティブ世代であるきらぼし銀行の若手行員からなる「デジタルキャラバン隊」を組成して、シニアの方へのサポートを強化することも考えています。

菊川:「趣味人倶楽部」でも電話対応や教室などの、リアルな人による会員サポートに力を入れていますが、きめ細かなサポートがあれば、シニアの方もデジタルツールを使いこなせるようになると実感しています。

味岡:一人ひとりに寄り添う丁寧な対応は、シニア世代のデジタル活用を推し進めるうえでも不可欠ですね。

菊川:そもそも、人がなかなか一歩を踏み出せないのは、失敗を恐れるからではないでしょうか。しかし、私は失敗も「資産」だと思うんです。たとえ、趣味を始めても長続きしなかったり、頑張ったけどうまくいかなかったりしても、好奇心を持って出かけたり、学んだり、人と出会ったりした経験は、すべて資産になる。挑戦するからこそ得られるものです。だからシニアの方には年齢に関係なくいろんなことにチャレンジしてほしいですし、その背中を押すことが、オースタンスの仕事だと思っています。

味岡:お客さまの「一歩踏み出す勇気」を後押しする、その姿勢はUI銀行と同じですね。失敗も資産というお話も、なるほどなと。UI銀行も私自身も、一歩踏み出す勇気を持ってチャレンジし続けていきたいと改めて思いました。

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まとめ

デジタルを用いてシニア世代の楽しみを創り、届けているオースタンスさん。シニアにもやさしいデジタルバンクとして、シニアへの貢献を目指すUI銀行。目指す未来や、いくつになっても人生を楽しむ気持ちと一歩踏み出す勇気を持ち続けるという考え方、そしてシニアに寄り添う取り組みなど、たくさんの共通点があることが分かりました。

後編では、デジタルがシニアにもたらす価値や、デジタルを活用した「わたし資産」の増やし方について語り合います。


コラム:共創のアイデア

対談中、菊川社長からいただいた共創アイデアをご紹介します。

「オースタンスの強みの1つにはシニアマーケティングがあります。デジタルやデジタルバンクに馴染みがないシニア世代の方々に、UI銀行を身近に感じてもらい、サービス利用につなげる仕組みづくりに協力できると思います。

たとえば、『趣味人倶楽部』の人気コンテンツの1つに『投稿企画』があります。お題に対して会員の方が文章を投稿するもので、毎回たくさんの方々が投稿しています。そこで、UI銀行さんと共同で『わたし資産』をテーマに投稿企画を行なうのはどうでしょう。企画を通して、会員の方々に自分の『わたし資産』を考えてもらうことで、UI銀行さんのコンセプトやサービスの理解につながると思います。まずはシニアの方に、UI銀行がどんな銀行なのかを知ってもらうところから始めてみたいですね」

企業プロフィール

株式会社オースタンス

https://ostance.com/

日本最大級のシニア・中高年向けコミュニティサービス「趣味人倶楽部」の運営を通してシニアDXを推進。データベースやシニア特有のUIUX、マーケティングの知見を活用し、 法人・自治体の事業グロース、新規事業開発の戦略策定や実行支援を行う。

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

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