新時代の消費のススメvol.2 3,000円から気軽にトライ!多拠点生活のススメ
2023年01月24日
TOPICS
- ホテルや空き家を定額で使えるサブスクサービスが続々登場!
- 拠点ごとにその地域の仕事をしたい人には、マッチングサービスがおすすめ
- 多拠点生活は出会いや心身の余裕を生み、価値観を見直すきっかけになる
コロナ禍や働き方改革などでテレワークが当たり前となった昨今。「会社に通いやすい場所に住むことが必然ではなくなった」と感じている人も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめしたいのが、複数の場所で生活をする「多拠点生活」という暮らし方。2021年には、国が地方創生などを目的に多拠点生活を推進させるべく、「全国二地域居住等促進協議会」を設立するなど、その注目度は年々増しています。
「複数の住居に住むのはお金がかかる」と思うかもしれませんが、最近では低価格で多拠点生活を楽しめるサブスクサービスなども続々と登場しています。本記事では、そんな多拠点生活を気軽に実践できる便利でお得なサービスを紹介。さらには、多拠点生活から得られるメリットや「わたし資産」についても考察していきます。
※「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験といった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。
憧れの多拠点生活が3000円から楽しめる? 注目サービス3選
約3000円から体験可能な、多拠点生活を実践できるサービスを3つ紹介します。
1.毎月定額で国内外のホテルに泊まれるサブスクサービス
最初に紹介するのはホテルのサブスクサービス。近年、毎月定額料金を払うと、全国各地のホテルにお得に宿泊できるサービスが次々と登場しています。同じホテルに宿泊し続けるタイプや、複数のホテルに泊まることができるタイプ、また、ホテルが独自に泊まり放題プランを設けているケースなど、目的や予算にあわせた、さまざまなサービスがあります。
初回割引キャンペーンや最安のプランを使うと、月額3,000円程度から利用OK。気軽に多拠点生活体験ができてしまいます。上手に使えば、拠点を持たずに、ホテルを転々として暮らすことも可能。敷金や礼金、引っ越し費用などもかかりません。初期費用や水道光熱費を抑えて、手軽に多拠点生活を始めるのにぴったりの選択肢です。
いきなり今住んでいる場所以外に新しく家を借りるのはなかなかハードルが高いので、まずはホテルステイから始めてみるのはいかがでしょうか。
2.定額で全国住み放題のライフプラットフォーム
次に紹介するのは、全国各地の空き家や空き施設に毎月定額で住めるサービス。先述のホテルサブスクよりも腰を落ち着けて、多拠点で「生活」をしたいという人向きのサービスです。
貸し出されている家の多くは、現在使われていない空き家。ある県では空き家率が約20%にまでなるなど深刻な地域課題になっています。このサービスは、こういった地方の空き家対策にも一役買っています。そのため、地方自治体や交通事業者、不動産業者などとの連携も進んでおり、借りられる空き家の登録数も増加中。
地方自治体によっては、滞在者と地元の方との交流を図るイベントを開催したり、農業支援などのサポート制度を設けたりと、移住者を増やして街を活気づけようと熱心に働きかけています。小さな一軒家なら月4~5万円で借りられる場合もあり、お試しで田舎暮らしをしてみたいという人にも手が届きやすいのではないでしょうか。
3.都市と地方をつなぐ仕事マッチングサービス
最後に紹介するのは、副業や兼業の形で地方の企業で働くことを推進するマッチングサービス。スキマ時間を活用したリモートワークやWワークだけでなく、プロジェクト単位で参画する案件などもあり、状況や生活スタイルに合わせて、仕事を選ぶことができます。
人材が都市部に流れ、人手不足に悩む地方の企業は多いもの。そのような企業が正社員やフルタイム勤務でなくてもいいから、経験やスキルを提供してくれる人を求めているのです。
現在就いている仕事を、オンラインを駆使して他拠点で行うのもいいですが、ご自身が活かせる知識や技術に応じて、その土地の企業とのマッチングしてみてはいかがでしょうか。
多拠点生活から得られるメリットと「わたし資産」
1つの場所に縛られず、その都度、暮らしたい場所を選ぶことができる多拠点生活。実際に多拠点生活を送っている人からは、さまざまな利点が聞かれます。その中で代表的なものを3つ紹介します。
1. 異なる場所を行き来することで心身をリフレッシュ
都市に暮らしている人が自然あふれる地方との二拠点で生活すれば、地方の拠点に足を運ぶだけで生活をしながら癒しを得られます。旅行とは違って生活ですから、スケジュールに追われることなくゆったりとした時間を過ごせ、その土地をじっくりと楽しむことができます。近隣の人との交流の機会を持てば、これまでになかった人とのつながりが増え、新たな価値観に触れることもできるでしょう。
2. 自分の生活を見直すきっかけに
多拠点で使うすべての生活用品にお金をかけることはなかなか難しいもの。また、移動を楽にするためには必要最低限のものだけを持つことになります。そのため、自然と本当に必要なものだけが残り、コンパクトな暮らし方になる人が多いようです。また、何かを買う際は、なるべく長く使える良質なものを選ぶようになる人も。多拠点生活は、自身の生活習慣や浪費などの癖を見直す機会にもなりそうです。
3. 人とのつながりが地域と自分を豊かに
また、多拠点生活は人の流れを生み、関係人口が増えるきっかけになります。その土地に住む期間が長ければ長いほど、地方にお金が落とされます。さらに地元の人との交流が生まれれば地域活性化の一助にもなるでしょう。地元の人にとってはもちろん、多拠点生活をする人にとっても、新たな出会いは人脈や知識、経験といったさまざまな「わたし資産」になり得ます。
まとめ
多拠点生活によって得られる、「新しい出会い」「リフレッシュできる時間」などは、お金には代えることのできない貴重な「わたし資産」です。また、ライフスタイルを見直すことは、自分の持っている「わたし資産」を整理するきっかけにもなるでしょう。さらに言えば、暮らす場所を自由に選べる状態そのものが、自己肯定感を高め、自信や自立心を創出し、己の成長を後押ししてくれるのではないでしょうか。
加えて、多拠点生活をすることは、地域活性化など社会貢献への寄与にもつながり、社会全体の資産を増やす手掛かりにもなります。ぜひ第二の故郷をつくるような気持ちで拠点先を選んでみてはいかがでしょうか。
UI銀行はこれからも、このような多様なライフスタイルを応援し、1人ひとりの「わたし資産」を増やすための活動を続けていきます。
※記事の内容、紹介したサービスの価格などは掲載当時のものです。
企業プロフィール
株式会社UI銀行
UI銀行は、連携パートナー、またきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識といった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。
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