ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

NEXERA×UI銀行 「学び=エンタメ」への挑戦(後編)

NEXERA×UI銀行 「学び=エンタメ」への挑戦(後編)

急速なデジタル化やAIの普及、生産年齢人口の減少などを背景に、リスキリングをはじめとする「学び」の大切さが再認識されています。そんな中での「学び」の意義とは、そしてゲーム学習から得られる「わたし資産」とはどのようなものでしょうか?

前編に引き続き、企業向けにボードゲームを使った体験型の研修サービスを提供する株式会社NEXERAの代表取締役社長・飛田恭兵さん、取締役CBO(最高ボードゲーム責任者)・山本龍之介さんへのインタビューをお届けします。


TOPICS

  1. 楽しむことが「わたし資産」
  2. 「楽しんでいたら学んでいた」を大切にしている
  3. ゲームですべての学びを娯楽に

     

学びにイノベーションを起こすNEXERAさんの「わたし資産」とは?
0717nexera_019 (1).jpg

代表取締役社長 飛田恭兵さん(写真左)、取締役CBO(最高ボードゲーム責任者) 山本龍之介さん(写真右)


UI未来Base:UI銀行では、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、人とのつながりといった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を「わたし資産」と名付けています。お二人が「わたし資産」だと思うものは何でしょうか?

飛田:一番は何といっても、この会社と仕事です。人生で心からやりたいことを仕事で実現できていること、私たちのビジョンに共感してくれるメンバー、お客さま、経営者としての経験。この先、何をするにもレバレッジが効く最強の「わたし資産」です。

次に漫画。電子書籍で年間500冊ほど読んでいます。普通に読んでも楽しいし、僕は作家の意図や登場人物一人ひとりの心理を理解するために、同じ漫画を何十回も読み返すんですよ。漫画を通した人間考察が、ビジネスでも役立っている気がします。

あとは、お酒を飲む時間。四六時中、考えごとをしているので、お酒を飲みながら「無」になる時間は貴重ですね。

山本:僕は、1つは丈夫な体。何をするにも健康が基本ですから、健康を維持するために週一回のジム通いを続けています。

それからロジカルシンキング。この資産はボードゲーム制作で特に活かされていますね。ゲームの構成を考えたり、ルールシステムを設計したりするのに論理的な思考は欠かせないので。

あとは、学生時代の「旅」ですね。2年間休学してフランスや中東、アフリカをバックパック1つで回りました。この経験から、日本みたいに安全な国で死ぬことはそうそうないと学び、やりたいことには何でも挑戦しようと思えるようになりましたね。おかげで起業もできたし、ボードゲームクリエイターとして活動することもできています。

UI未来Base:お二人のオリジナリティが光る「わたし資産」ですね! そうした「わたし資産」をさらに増やすために、心がけていることや工夫していることはありますか?

飛田:いつもフレッシュでいることでしょうか。「自分はこうだから」と凝り固まってしまうと、インプットが減って可能性も狭まってしまいます。一見あまり興味を持てないことや、自分には関係なさそうなものでも、まずは「へぇ、こんなんあるんや」とポジティブに受け入れる感度を保つようにしています。

UI未来Base:確かに、無駄に思えることも、将来何につながるか分からないですもんね。

山本:僕は資産を増やすよりも、いかに活用するかにフォーカスしていますね。とにかく生きている間にいろんな体験をして、ありとあらゆる感覚、感情を味わってみたいんです。サラリーマンをしたことがないからサラリーマンもやってみたいし、世界中に行って、現地の人たちの感覚を体験してみたい。なぜなら単純に、体験することそのものが楽しいから。人生経験というスタンプラリーのスタンプを1つでも多く押すために、蓄えた資産を使っていきたいです。

UI未来Base:お二人のお話を伺っていると、「わたし資産」を増やす上で、“楽しむ”ことの大切さをあらためて実感しますね。



VUCA時代、誰にも不可欠な学びは「本質」を理解すること

0717nexera_062.jpg

UI未来Base:ボードゲームを制作するうえで、NEXERAさんが大切にしているのはどんなことでしょうか?

山本:「楽しく学ぶ」からさらに進んで、「楽しんでいたら学んでいた」となるように設計することですね。やっぱり人間は楽しんでいる状態で学ぶのが一番、吸収できますから。それにはまず、思わずやってみたくなる、興味を惹くデザインであることが重要です。ゲームの世界に没頭できるようUIにも徹底的にこだわっています。

UI未来Base:NEXERAさんのボードゲームは思わず手に取りたくなるような、楽しそうな雰囲気がありますよね。年齢や性別、国籍を超えたユニバーサルなデザインであるところも魅力的です。財務を学ぶ教科書はなかなか読む気になりませんが、これなら自然と手が伸びそうです。

山本:ありがとうございます。とはいえ、あくまでも学習ツールなので楽しいだけでは不十分です。ユーザーが目標とする学びを達成できるように、学びとエンタメの絶妙なバランスを目指しています。

UI未来Base:UI銀行のアプリも同じかもしれません。金融サービスや「お金」にまつわることには難しそうなイメージや冷たく無機質なイメージがあって、普通につくるだけでは、なかなか使っていただけないんです。アプリとしての信頼性や機能性はしっかり確保しつつ、若い方はもちろん、シニアの方にも親しみやすく、誰もが使ってみたくなるような形を目指しています。

山本:あとは、本質を理解できること。マーケティングならマーケティング、マネジメントならマネジメントの原理原則、構造を直感的に理解できるゲームを目指しています。例えばマーケティングを学ぼうとすると、ついプロモーションの手法などの枝葉に走りがちですが、マーケティングの全体像を理解せずに手法だけ覚えても、使いこなすのは難しいはず。どんな学びも、最初に本質を掴むのが早いし、強いんです。

UI未来Base:そうした本質を理解する学びが必要なのは、ビジネスパーソンだけではありませんね。

飛田:そうですね。私たちがそこにこだわるのも、変化が激しく先行き不透明なVUCAと言われる今の時代に、誰にも必要不可欠な学びだと考えているからです。変動する枝葉の部分と、変わらない根っこの部分。そこを見極められたら、変化に翻弄されることなく、自分が進む道を見出していけると思っています。

UI未来Base:では、NEXERAさんが考える「学び」の意義とは何でしょう?

飛田:私の考えでは、自分の人生のハンドルを自分で握り、自分が生きたい人生を生きるために、自分の能力と可能性を最大化することです。私自身、経営とビジネスを学んだことが、自分のビジョンを実現するうえで大いに役立っています。何かをやりたいとなったとき、お金に換えられるスキルがあるのとないのでは大きな違いですから。

山本:僕はシンプルに、学んでいろんなことを知るのが楽しいですね。同じ映画を観るのでも、何も知らずに観るより、そこに描かれている歴史的、文化的な背景を理解して観るほうがいろんなことが分かって面白いし、「俺は分かってるぜ」と優越感に浸れるのも楽しいです(笑)。

 

面倒なことをすべて、ゲームで学べるように

0717nexera_021.jpg

UI未来Base:お二人のお話を伺っていると、人生もゲームのように楽しまれているのが伝わります。そんなふうに夢中で楽しんでいたら「わたし資産」も豊かになっていた、となるといいですよね。

山本:そうなるためにも、すべての学びがいい意味で「娯楽」になるべきだと思っています。

UI未来Base:それはすごい。具体的にどういうことでしょうか。

山本:興味のあることや学びたいことは、人は放っておいても学ぶじゃないですか。一方で、学びたくないけれど、学ばないといけないこと、学んだほうが良いこともたくさんありますよね。例えば、税金や確定申告、資産形成、扶養控除といったお金まわりの話がそうですよね。それらを全部、ゲームに置き換えていけばいいと思うんです。

UI未来Base:面倒なことをすべて、ゲームで学ぶことができたらと。

山本:そういうことです。複雑なことをシンプルに、難しいことを分かりやすく、面倒なことを楽しく学べる、ボードゲーム学習の本領発揮です。

UI未来Base:確かに、ややこしい相続の話とか、分かっているようで分からない選挙の仕組みとかも、ゲームなら気軽に学んでみようという気になります。分からなかったことが分かるようになる、できなかったことができるようになる嬉しさもまた、素敵な「わたし資産」になりますね。

飛田:分からなかったことが分かるようになると、一歩前に進んで、より良い選択のための議論もできるようになります。世の中ももっと良くなると思いますよ。

0717nexera_073.jpg

「学び」を通して、自分らしい人生を築いていくためのヒントをNEXERAのお二人からたくさん伺うことができました。私たちはつい、何を学ぶかにフォーカスしがちですが、実は「どう学ぶか」もすごく大切。より良い学びの手法を活用しながら、彩り豊かな「わたし資産」を築いていきたいですね。

最後に今回の対談をふまえて、UI銀行がNEXERAさんと叶えてみたい共創アイデアをご紹介します。

「UI銀行は『シニアにもやさしいデジタルバンク』を目指し、シニア層のデジタルシフトをサポートするための多様な取り組みを行っています。その一環として、シニア層のお客さまがボードゲームを通してデジタルに親しみ、その便利さを楽しく体験できるような機会を、NEXERAさんと一緒に提供できたらいいですね」

企業プロフィール

株式会社NEXERA

https://corp.nexera.jp/

ビジネスゲームを活用した体験型の人材育成・研修サービスを運営。「体験による学びの場をつくる」をビジョンに掲げ、ビジネスパーソンに本質的な学びの場を提供します。会社経営の疑似体験を通じて、経営視点を学ぶ『MarketingTown』や、キャリアの疑似体験を通じてキャリアデザインを体感で学ぶ『CAREER MAKER』などを提供。総受講者数は15,000名を越え、大手企業からベンチャー企業まで幅広く導入されいます。

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたきらぼしグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

このページをシェアする

Twitter Facebook

現在のあなたはどんなタイプ?9つのわたし資産の重要度をAIで判定!
あなた自身の多様な資産を知り、わたし資産をふやそう!
わたし資産スコアをためるとガチャ抽選で、プレゼントがもらえる企画を実施中!!

わたし資産診断をする
ページトップへ