ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

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FOR YOU×UI銀行 後編 SNS時代の自己プロデュース術

FOR YOU×UI銀行 後編  SNS時代の自己プロデュース術

TOPICS

1. インフルエンサーの選定には、フォロワー数だけではなくブランドへの愛着や適合性も大切
2. FOR YOUさんのタレントプロデュース業は、UI銀行が掲げている「わたし資産」を引き出すことと類似している
3. ギャップや違和感は、SNS上でユーザーの興味を惹くために、とても重要な要素である


コミュニケーションプロデュースとタレントプロデュースの2本柱で事業を展開する、株式会社FOR YOU。企業や人の魅力を引き出して、それを世の中に広く知らしめる同社の事業は、自分だけの価値を見出し、暮らしを豊かにする「わたし資産」の考え方と共通する部分があります。

そんな株式会社FOR YOUの西嶋さん、山口さん、松本さんのお三方にインタビューする本企画。今回は、「プロデュース」をテーマに、「わたし資産」の見つけ方や生かし方などについて、うかがっていきます。

※「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、人とのつながりといった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。

前回はコチラから



インフルエンサーを活用する、SNS時代のプロデュース術
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UI未来Base:皆さんはさまざまな企業から依頼を受け、商品やサービスを世の中に広める施策を企画されています。こうしたユーザーとのコミュニケーションにおけるプロデュースについて、FOR YOUさん独自の切り口や考え方を教えてください。

西嶋:当社は今期『 INFLUENCE DESIGN』というテーマをもとに施策を展開しています。その1つが、「右脳ワード」開発のワークショップ。「右脳ワード」とは、商品やサービスの機能性・使用シーンなどを右脳的に理解しやすいキャッチコピーのことです。

例えば、うさぎの舌の色に似ている色味のリップを「うさぎ舌リップ」と呼んだことから、その言葉が広まって商品が話題になったことがあります。化粧品の使用感を、直感的で分かりやすい言葉で表現しているのがポイントですね。

こうしたパッと頭に入ってくるような「右脳ワード」をインフルエンサーと一緒に考え、SNSを介して広めていくのが、ワークショップの狙いです。

UI未来Base:各社の開発技術が横並びになり、機能性で差別化を図るのが難しくなっている中、あらためて言葉の力が注目されているんですね。インフルエンサーを起用するのも大事なポイントなのでしょうか?

西嶋:はい。近年、インフルエンサーを起用したいという企業が非常に増えています。その背景にあるのは、商品PRにおけるSNSの影響力の強さ。企業とユーザーの橋渡し役として、インフルエンサーの役割は大きいです。SNSでの発信にはテレビCMなどとは異なる、SNSに適したワードが必要です。そのため、各SNSにマッチした「右脳ワード」をインフルエンサーと一緒に考えて、発信しています。

UI未来Base:そうなると、介在するインフルエンサーの選定が重要になってきますね。

西嶋:その通りです。フォロワー数やエンゲージメント率だけでインフルエンサーを選んでも成果は出にくいもの。本当にそのブランドのことが好きで、そのブランドにぴったりの人物を選ぶことが大切です。普段ナチュラルなアイテムを使う人が派手な商品をおすすめするのは違和感がありますし、ファストファッションをよく着る人が高級な美顔器をすすめても信じてもらえません。このように、フォロワー数だけでは見えない部分まで気を配って提案することが、私たち広告代理店の存在価値だと思っています。



自分の価値や幸福度を最大化する、「わたし資産」の磨き方

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UI未来Base:お話をうかがっていると、FOR YOUさんのタレントプロデュース業は、UI銀行が掲げている「わたし資産」を引き出すことに似ているなと感じました。

西嶋:そうですね。当社所属のタレントはそれぞれ自己分析をして、2カ年計画を立てて活動しています。自分の得意分野や、好きなこと、2年後の目標などを明確にして、それをベースにマネージャーが営業をかけていくスタイルです。例えば、UI銀行さんの公式TikTokアカウント「ねこBANK日記」に出演している、雪見みとは、SDGsの文脈を強みにしており、SDGsがテーマの番組に出演しています。

UI未来Base:自己分析をすることで、自分の持つ「わたし資産」に気づきやすくなりますね。皆さんは、ご自身の「わたし資産」とは何だと考えていますか?

松本:僕は、何でもまずは挑戦してみる性格で、留学をしたり、フリーランスで活動したり、自分が知らない分野でも話を聞いてみたりと、いろんな経験を積み重ねてきました。そうした経験という「わたし資産」が、広告の仕事を選ぶことにつながり、日々の仕事にも生きています。

山口:私は猫と過ごす時間が「わたし資産」ですね。猫の存在が日々がんばれる理由になっています。それと、猫を飼い始めてからなぜか、動物関連の案件が増えたんですよ。2月22日の猫の日なんて、1人で猫の案件を抱え過ぎて大変なくらい。飼い猫はまさに招き猫ですね(笑)。

西嶋:私にとっての「わたし資産」は家族です。家族みんな仲が良いですし、私が目指したい理想像は母親です。助産師として働く傍ら、アロマテラピーの資格を取るなどアクティブに活躍する母の姿を見て、自分らしく生きることの大切さを学びました。


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UI未来Base:ご自身の「わたし資産」を伸ばしたり増やしたりするために、どんな工夫をされていますか? また、幸せを感じるきっかけを増やすことも、「わたし資産」につながると思います。普段から幸福度を上げるために心がけていることがあれば、教えてください。

山口:仕事面では、自分が好きなものを周囲にしっかり伝えること。そういう案件が舞い込んだ時に、「あの人にお願いしよう」と思ってもらえるようになります。プランナーとしては、やはり企画力で勝負したいので、「この人だったら何かおもしろいことを考えてくれるはず」と思ってもらえるように、会議には必ず1つはぶっ飛んだ案を持っていくとか、打ち合わせ中に自分の案で誰かを必ず1回は笑わせるとか、そういう意識を持って仕事に臨むようにしています。

西嶋:私は昔からオンラインでよく買い物をしていて、その経験からサイトやSNSを見ただけで自分に合うブランドかどうかを瞬時に判断できるスキルが身につきました。このスキルを生かして、よりクライアントにフィットするインフルエンサーやタレントのキャスティング力を磨いていきたいですね。

松本:僕は常に楽しみを見つけるようにしていますね。ときには大変な仕事もありますが、ゲーミフィケーションの考え方を取り入れ、できるだけポジティブに乗り切れるように工夫しています。例えば、難しい仕事に取り組む時は、格闘ゲームのように「さぁ、この企画書を倒してやるか!」と気合を入れたり、乗り越えた後のご褒美を用意したり。そうすることでアウトプットもポジティブなものになる気がしています。




ギャップが鍵! FOR YOUがUI銀行の社員をプロデュースするなら?

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UI未来Base:最近は、多くの企業がSNSをうまく活用してユーザーとユニークなコミュニケーションを図っていますね。FOR YOUさんが手掛けられた事例にはどんなものがありますか?

 

山口:大丸松坂屋百貨店さんの公式TikTokアカウント「おかたべOKATABE」が人気ですね。大丸松坂屋百貨店のオフィスを舞台に、あらゆるお菓子を全力で楽しむ内容です。UI銀行さんの「ねこBANK日記」と同じように、あえて大丸松坂屋百貨店のアカウントだとは一見分からない作りにして、まずは登場するキャラクターを好きになってもらうことを重視しています。

 

西嶋:東京FMさんの公式TikTokアカウントでは、深夜ラジオの裏側に焦点を当て、プロデューサーを追いかけるドキュメンタリーチックな内容を展開しています。こうした社員に密着して、裏側を見せるような動画は好評ですね。

 

UI未来Base:もし、皆さんがUI銀行の社員をプロデュースしてSNSで展開するなら、どういう内容がいいと思われますか?

 

松本:銀行員の裏側はなかなか見れない部分なので、それを公開できたらウケそうですよね。社員の方の人柄やリアルな姿が伝わるといいと思います。銀行員なのに貯金ができていないとか、そういうおもしろいギャップがあれば、ぜひ盛り込みたいですね。

 

UI未来Base:本メディア「UI未来Base」では、クラシック音楽やクラヴマガなど、UI銀行員の趣味を取り上げた記事も作成しているのですが、それらを動画で紹介してもおもしろそうですね。

 

山口:いいアイデアですね。ギャップや違和感は、SNS上でユーザーの興味を惹くために、とても重要な要素です。銀行員はお金の使い方がしっかりしてそうというパブリックイメージがあるので、逆にめちゃくちゃ爆買いして散財するところを見てみたいですね(笑)。また、銀行員の方はちょっとお堅いイメージもあるので、普段は真面目なのに実はものすごいギャルで、退社後にいきなりカツラをとって金髪になるみたいな動画もおもしろそうです。

 

UI未来Base:いろんなアイデアが次々に出てきますね! 「ねこBANK日記」は、若年層のユーザーへの訴求だけでなく、会社のイメージアップや採用活動にも効果的だと考えています。銀行がTikTokアカウントを持つ意味を、社内でもっと広めていきたいですね。

 

西嶋:もし採用活動の文脈でアカウントを運営するなら、従業員をキャラクター化するよりは、素の人柄を生かしたものにした方が良さそうです。どういう目的でアウトプットするのかによって、企画の方向性は大きく変わりますよ。

<まとめ>
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SNS時代の広告施策は、これまでとは異なる切り口や手法でコミュニケーションを模索しなければ成功へとつながりにくいもの。ユーザーとの距離感が大きく変わる中で、金融業である私たちUI銀行は、FOR YOUさんの力を借りながら、より多くの方々と「わたし資産」の形成に取り組んでいけたらと思います。

 

最後に今回の取材をふまえて、UI銀行がFOR YOUさんと叶えてみたい共創アイデアをご紹介します。

 

「金融のサービスは決まり切っていて、おもしろさに欠けるものが多いんです。そこで、FOR YOUさんからアイデアをいただいて、金融サービスをエンタメ化できたらいいですね。現在、月に1度『DXの日』と題して、お客さまにデジタル機器の使い方などを教える取り組みを行っています。このようなお客さまとリアルに対面する場面で、何かおもしろい企画を打ち出せたらいいなと思います」

企業プロフィール

株式会社 FOR YOU

https://foru.co.jp/

FOR YOUは、デジタルやソーシャル領域を中心としたコミュニケーションプロデュース事業と、Z世代を中心としたタレントが所属するタレントプロデュース事業を展開している、広告と芸能のハイブリッドエージェンシーです。

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたきらぼしグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

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