ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

TOPICS

1. シェアサイクルやフリマなど身近なシェアリングエコノミー

2. カタチのない「無形資産」だってシェアできる

3. 自分のなかにもたくさんの資産が眠っているかも
   
   

近年注目されている「シェアリングエコノミー」。聞いたことがある、という方も多いのではないでしょうか？

シェアリングエコノミーとは、個人が持っている活用可能な資産を、ネット上のサービスなどを介して他の人たちが利用できるようにする、ひとつの経済活性化活動のことを指します。

一体どんな資産が活用できるのか、具体的に見ていきましょう。あなたのなかにも眠った「わたし資産」があるかもしれませんよ。

実はあなたもヘビーユーザーかも？とても身近なシェアリングエコノミー

シェアする側にも利用する側にもメリットがある、シェアリングエコノミー。
具体的な項目として、主に空間・移動・スキル・お金・モノの5つのカテゴリに分類されています。まず、そのうちの「空間」「移動」「モノ」について、どのようなものがあるのか見てみましょう。

・空間：ホームシェア、民泊、駐車場、会議室など

・移動：カーシェア、シェアサイクル、相乗りなど

・モノ：フリーマーケット、レンタルサービスなど

ふたを開けてみると、シェアリングエコノミーはなにも特別なことではなく、身近に存在するサービスということが分かります。

「空いている部屋を旅行者などに提供する」というホームシェアや民泊、「同じ方面に向かう人と同じクルマに乗る」「必要なときだけ自転車を利用する」というカーシェアやシェアサイクル、そして「不要になったがまだ使えるものを売る」「単発で必要なものを安価で買う」といったフリマサービスなど、普段から利用している人も多いものばかり。

シェアリングエコノミーという名前だけ聞くと、ちょっと難しい印象を持つかもしれませんが、実際の内容を見てみると、シェアリングエコノミーが叶えるサステナブルな生き方も難しいことではないと実感できそうです。

積み重ねてきた知識や経験も、シェアできる「わたし資産」

次に、残りの2分類である「スキル」と「お金」の具体的な内容を見てみましょう。シェアリングエコノミーは、スキルなどカタチのない無形資産も活用できます。

・スキル：家事代行、育児、料理、教育、知識、介護、観光など

・お金：クラウドファンディング

「主婦の経験で培ってきた家事スキルを提供する」「家事を他の人に依頼し、仕事や趣味の時間にあてる」という家事代行などが、無形資産のシェアリングエコノミーに該当します。「プロジェクト実現のために資金調達をする」「利用したいサービスを実現させるために投資する」というクラウドファンディングはお金によるシェアリングエコノミーです。

家事や育児、料理などは、毎日やっていると当たり前に感じることもあるかもしれませんが、それも立派なスキル。
こういったスキルをシェアリングエコノミーとして活用することで、自身の価値観も変わり、今まで意識していなかった自身の「わたし資産」に気づけるのです。

有形・無形にかかわらず、限りある資産を有効に活用していこうというシェアリングエコノミーの考え方は、近年注目されるSDGsともマッチして相乗効果を生み出しているのかもしれません。
2022年度のシェアリングエコノミーの市場規模は、2兆6,158億円。2032年度には最大で15兆円を超えると予測されているのだとか。より多様なプラットフォームの出現や、シェアできる資産の種類の増加が期待できますね。

 

まとめ

シェアリングエコノミーを知って、「自分にもたくさん資産があるのでは……？」と思った人もいるでしょう。有形・無形を問わず、実はみなさんも多くの「わたし資産」を持っているんです。

自分では当たり前に思っているスキルやモノでも、他の人から見ればとても優れた有用な資産かもしれません。余っているモノや提供できるスキルをお互いに分け合うことで、眠った資産を有意義に活用でき、双方ともに充実したメリットが得られるシェアリングエコノミー。
見方を少し変えるだけでさまざまなモノ・コトに新たな価値が生まれるだけでなく、社会に貢献するという充実感の醸成にも深く関わっているんですね。

UI銀行は、みなさんがシェアリングエコノミーを通じて自身の眠った「わたし資産」を目覚めさせ、生き生きと輝く豊かな日々を過ごせるよう願っています。
これからも、多くのパートナー企業とともに、お客さまの「わたし資産」を増やす取り組みを続けていきます。