AIが増やす「わたし資産」とは?日常をアップデートするAI活用術
2023年05月30日
TOPICS
- 手軽に使えるAIアプリやサービスが続々と登場
- 語学学習からブレスト、フィットネスまで…日常のあらゆるシーンでAIが活躍
- AIをうまく使えば「時間」や「知識」などの「わたし資産」を増やせる
ChatGPTや画像生成AIなど、AI(人工知能)を使ったサービスが話題沸騰中です。ニュースやSNSでAIの話題を目にして、興味が湧いているものの「どう使えばいいかまだよく分からない……」と、足踏みしている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、日常生活で手軽にAIを活用するさまざまな方法をご紹介。あわせて、AIを使う際の注意点や、AIがもたらす「わたし資産」についても解説します。AIってなんだか難しそうだと感じている方も、これを読めばきっと試してみたくなるはず!
※「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、人とのつながりといった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。
ゴルフのフォーム改善に夕飯のレシピ考案まで!? 今すぐ試したくなる、AI活用法5選
近年、「音声認識」や「画像認識」などAI技術の応用が進み、手軽に使えるAIアプリやサービスが続々と登場しています。ここでは、ビジネスから学習、趣味、フィットネスまで、さまざまなシーンで役立ち、日常をアップデートしてくれるAI活用法を5つご紹介します。
1.効率的でミスマッチのない「語学学習」
スピーキング学習をAI相手に行なうことのできるアプリや、テキストを送るとその場で添削してくれるアプリ、発音を矯正してくれるアプリなど、語学学習に役立つサービスが次々開発されています。英語をはじめ、中国語やフランス語、スペイン語など、多くの言語に対応しているだけでなく、学習者のレベルに合わせた出題や返答をしてくれる点も魅力的。
蓄積されたデータを基に、ミスの傾向や上達の度合いをAIが分析してくれるため、自分に適したスピードで効率良く学習を進めることができます。
2. かゆいところに手が届く「画像検索」
スマートフォンなどのカメラレンズに映ったものをAIが検索してくれる「画像認識技術」を使ったサービスも登場しています。雑貨や服など身の回りのアイテムを検索すれば、商品名だけでなく、取り扱っているWebサイトもヒット。すぐに同じものを購入することができます。
「散歩が楽しくなる」と話題になったのが、植物の写真を解析してくれるアプリ。名称が分からない花や草木の写真をアップロードすれば、AIが植物名を教えてくれるだけでなく、特徴や花言葉、育て方なども解説してくれます。
3. AIとの会話で「アイデアのヒント」を発見
リモートワークが増えた今、ビジネスシーンで役立つのが、AIチャットツールを使った1人ブレスト。アイデアに行き詰った時も、AIと会話をすることで、新たなアイデアや切り口を提示してもらえます。AIチャットツールに「〇〇派と〇〇派に分かれて議論してください」と入力すれば、それぞれの立場から意見を収集することもできます。
さらに、気になるキーワードを入れると、意外な言葉との組み合わせをアウトプットしてくれるクラウドサービスなども登場。クリエイティブの分野でも注目されています。
このようなAIチャットツールは、今日の献立や旅行プラン、トレーニングメニューなどを考える際にも活用可能です。例えば、冷蔵庫の中にある食材を入力すると、簡単に作れるレシピを教えてくれます。
4. 端的で伝わりやすい「スピーチ文の作成」
こちらから質問するだけでなく、質問をしてもらうといった使い方もできるのが、AIチャットツールの便利なところ。このような機能は、模擬面接のほか、スピーチ文や自己PR文などの作成にも活用できます。
また、AIチャットツールを使えば、自分で書いたテキストを第三者目線でチェックすることも可能です。近年、SNSのささいな発言が炎上するなど、企業のコンプライアンス意識が問われる事件が度々起こっています。今後は、発信前のチェックにAIを取り入れる企業も増えそうです。
5. ヨガやゴルフの「フォームチェック」も簡単
ここ2〜3年の間に「自宅でフィットネス」はすっかり市民権を得ました。この流れを後押しするように、最近では、AIによる「動画解析技術」を用いたフォームチェックアプリが登場。
ヨガやピラティス、ゴルフ、ダンスなどのフォームをAIがチェックしてくれ、動きが可視化・数値化されるため、上達しやすくなります。また、「時間や場所を気にせず練習したい」「ジムやスタジオでは人の目が気になる」という人にもうってつけです。
単に便利なだけじゃない、AIがもたらすさまざまな「わたし資産」とは?
前述のようにAIを上手に使うことで、私たちの生活は便利になります。使い方は無限大。ぜひ、この記事を参考に自分にあった活用法を探してみてはいかがでしょうか。また、AIは生活を便利にしてくれるだけでなく、タイムパフォーマンスの向上や知識のスケールアップなど、QOL(生活の質)に貢献し、「わたし資産」を豊かにしてくれる存在でもあります。
例えば、対人型の英会話レッスンは曜日や時間が決まっていますが、言語学習アプリは24時間365日、即対応してくれるため、スキマ時間を有効に使うことができます。また、場所や名称がわからない時に画像検索機能を使えば、調べる時間の短縮に。知らなかった答えにたどり着くことで、新たな知識が増え、発見や気づきも得やすくなります。さらに、AIチャットツールにインタビューをしてもらうことで、今まで気づかなかった自分の強みなどの「わたし資産」が見つかるかもしれません。
このように、AIは私たちの日常を豊かにしてくれる可能性を秘めた技術です。その一方で、AIが提示する情報や、生成する文章は、全て正しいとは限りません。今のところ、導き出されるのは中央値のような一般解であり、ファクトチェックが必須。AIをうまく活用するには、ユーザー側の知識や判断能力も必要と言えるでしょう。
まとめ
産業革命の時代から、新しい技術は「人間の仕事を脅かす存在」として恐れられてきました。現代でも、インターネットやスマートフォンが初めて登場したときは、ネガティブな噂が飛び交ったもの。しかし、私たちは今、そのような新しい技術と共存し、ネットもスマホも当たり前のように日常生活に溶け込んでいます。AIも同じく、やがて私たちの日常に“当たり前にあるもの”に変わっていくでしょう。
新しい技術は遠巻きに眺めるよりも、思い切って飛び込んでみたほうが面白いものです。新しい友人、新しいパートナーとしてAIを迎え入れることで、日常の風景が変わり、新たな「わたし資産」を増やしていけるかもしれません。
企業プロフィール
株式会社UI銀行
UI銀行は、連携パートナー、またきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識といった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。
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