昭和と平成、世代によってわたし資産は変わる?UI銀行行員に聞いてみました!
2023年08月01日
TOPICS
- 昭和生まれは「モノ消費」「コト消費」平成生まれは「トキ消費」?
- UI銀行の行員に聞いてみたところ、世代による価値観の違いが見えた!
- わたし資産は変わっていくもの。今の価値観にとらわれず、常にアップデートしていこう!
豊かな人生には、現金や不動産などの有形資産だけではなく、知識や健康といった無形資産も欠かせません。UI銀行はお客さまそれぞれの人生を応援するため、無形資産も含めたさまざまな「わたし資産」を築く方法を常に模索しています。
今回取り上げるテーマは、世代による価値観の違いです。昭和生まれと平成生まれを比較し、わたし資産に対する考え方や価値観に違いはあるのかを検証していきます。資産に対する世代間ギャップを知ることで、新しい価値観や資産の活用方法に出会えるかもしれませんよ。
【一般論】昭和生まれは「モノ・コト消費」、平成生まれは「トキ消費」
一般的には、年齢を重ねるほど収入や金融資産保有額は増えていきます。就職して何十年も経てば、ライフステージやキャリアの変化に伴い、資産に対する価値観は変わるものでしょう。今回は年齢が近いグループとして20代~40代の世代を対象に、昭和生まれと平成生まれで比較してみました。
現在30代後半~40代にあたる昭和生まれと、20代~30代前半にあたる平成生まれ。
通説では、それぞれ以下の世代に該当します。
|昭和生まれの30代後半~40代
バブル崩壊後、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行っていたロスジェネ・就職氷河期世代や、出世に対する願望があまりない草食系世代に該当します。経済不振の時代を過ごしたため、節約志向で出世欲は薄いと言われています。この年代から、高価なものに価値を感じる「モノ消費」から、体験を重視する「コト消費」が注目されるようになりました。
|平成生まれの20代~30代前半
義務教育期に、学習時間と内容を減らしたゆとりある教育が実施されていたゆとり世代や、IT化・デジタル化が進んだZ世代に該当します。デジタルネイティブで多種多様な情報に触れて育っているため、無駄を省く合理主義的な価値観があると言われています。また、その時・その場所でしか体験できない「トキ消費」といった消費行動が出てきた年代でもあります。
【実際はどうなの?】UI銀行行員に聞いてみた!昭和生まれと平成生まれの価値観はどう違う?
ここでは、実際にUI銀行で働く行員の生の声を集めました。昭和生まれ(35-49歳)と平成生まれ(20-34歳)で、実際に消費傾向や資産に対する価値観の違いはあるのでしょうか?お金の使い方や大切にしているわたし資産、趣味や休日の過ごし方を聞いてみました。
1.昭和生まれは「洋服」平成生まれは「推し活」など、お金をかける対象が違う!
「自分のためにお金を使うときは、何にお金を使っている?」と聞いたところ、同じ行員でも昭和生まれと平成生まれとでは回答に大きな違いがありました。
昭和生まれがお金をかける対象として圧倒的に多かったのは、洋服などの身に着ける“モノ”。一方で平成生まれの対象は、好きな有名人やキャラクターのための“推し活”です。推し活には、その時、その場所でしか楽しめないライブやコンサートなども含まれるため、平成生まれにはトキ消費が多いという一般的な傾向を裏付ける結果となりました。
一方で、外食やグルメといった食に関しては、どの世代も共通してお金をかける対象に挙げています。おいしいものを食べることにお金をかけるのは、世代を超えた普遍的な価値観なのでしょう。
2.昭和生まれは「健康」平成生まれは「経験」に価値を感じる!わたし資産の傾向
「自分にとってのわたし資産は?」という質問でも、昭和生まれと平成生まれとでは価値観の違いが顕著でした。それぞれ、実際の声を見ていきましょう。
まず、昭和生まれにとって、もっとも重視しているわたし資産は健康です。
<昭和生まれ行員の声>
「健康でいないと何をしても充実した毎日を送ることができないから」
「家族を養う、遊ぶために健康でいる必要がある。健康であれば、他のことは付いてくると思う」
「お金があっても健康でないとHAPPYな時間を過ごせない。こころの満足を得られない」
「健康な身体でいないと、やりたいことも全力で取り組めない。おいしいものも食べられない」
一方、平成生まれがもっとも重視しているわたし資産は「経験」です。
<平成生まれ行員の声>
「経験を積むことで個人としてのいろいろな資産が増えると思っている」
「経験したことしか、実感できない」
「何事も経験を積んでそれらの経験をつなげていくことでいろんな世界が拡がると思うから」
「経験は書籍からも得られず、偶然に頼ることも多い。また、誰かと同じ経験をしても感じ方はそれぞれなので、結局は固有の経験として自分に刻まれる。排他性のあるものなので、もっとも希少だと思っています」
わたし資産の資本として健康を重視する昭和生まれと、わたし資産を積み上げるために経験を重視する平成生まれ。どちらも、多様なわたし資産の土台になるものを重視しているという点は同じです。ただ、コト消費からトキ消費への移行期に生まれている平成生まれのほうが、より一つ一つの経験に価値を感じる傾向があるのかもしれません。
3.趣味は同じでも、昭和生まれは「家族のため」平成生まれは「推しのため」
世代による差がなかったのは、「好きな趣味は?」という質問です。「読書」「旅行」「食べ歩き」「映画鑑賞」「スポーツ観戦」「運動」といった趣味は共通して人気があり、生まれた時代背景が違っていても、好きなことは大きく変わらない印象を受けました。
一方で、趣味の裏にある動機は世代によって違いがあり、昭和生まれは“家族”のため、平成生まれは”推し活“のためという傾向がありました。
<昭和生まれ行員の声>
「家族を養い、一緒に遊ぶために大切なわたし資産は健康。趣味は運動です。休みの日は息子と1日2回は公園に行き、サッカー、キャッチボール、鉄棒、鬼ごっこ、飛行機等、いろいろなことをして体を動かすようにしています」
「健康が大切なので、趣味は運動。ジムや散歩、子どもとの遊びで体を動かすようにしています。子どもと遊べる時間は貴重なので、時間をしっかり確保しています。楽しい時間です」
<平成生まれ行員の声>
「趣味は旅行と推し活。推し活を兼ねて国内旅行しています。行けるところならどこでも行きます。」
「趣味はアイドルの推し活。休みの日は推しの公式コンテンツをたくさん見ます。一番大切なわたし資産は(推し活による)モチベーションで、モチベーションを持てているものがあれば気持ちもハッピーになれて大抵の苦難は乗り越えられます」
平成生まれは合理的で個人主義と言われることもありますが、そういった傾向が趣味の動機にも表れているのかもしれません。また、昭和世代は結婚や出産というライフステージの変化と年齢を重ねた結果、自然と動機が変わっていったということもあるでしょう。
まとめ
昭和生まれは「モノ消費」「コト消費」、平成生まれは「トキ消費」「推し活」と言われるように、UI銀行内でも世代によって消費傾向や価値観の違いが見られました。
その一方で、読書や食べ歩き、旅行といった趣味は両世代共通して人気があります。生まれた時代背景が違っていても人が好きになるもの自体に大きな変化はないのかもしれませんね。
また、結婚や出産といったライフイベントなど、個々の人生で積み重ねてきた経験によっても資産に対する価値観は変わる可能性があります。
わたし資産は常に変化するものですから、折に触れて「今、自分が大切にしているものって何?」と自問し、わたし資産の形成方法をアップデートしてみてはいかがでしょうか?
企業プロフィール
株式会社UI銀行
UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。
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