ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

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人生100年時代を切り拓く、好奇心×リスキリングの力とは

人生100年時代を切り拓く、好奇心×リスキリングの力とは

TOPICS

  1. DX化など時代の変化に対応するためリスキリングが推奨されている
  2. リスキリングの原動力は「好奇心」であり、好奇心は大人になっても育むことができる
  3. 好奇心の種を増やせば「知識」や「人脈」などの「わたし資産」を増やせる 

人生100年時代と言われる昨今。変化の多い時代を豊かに生きるため、「リスキリング(学び直し)」という取り組みが注目を集めています。そんなリスキリングに欠かせないといわれているのが「好奇心」。子ども時代は見るものすべてに好奇心旺盛でも、大人になると、興味の対象が狭まっていく人が多いもの。

 

本記事では、リスキリングと好奇心の関係性について解説しながら、好奇心を高め、新たな「わたし資産」を増やしていく方法を探ります。

 

※「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、人とのつながりといった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。

 


リスキリングには「好奇心」が欠かせない

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リスキリング(Reskilling)とは「学び直すこと」「スキルを磨き直すこと」という意味の言葉です。欧米では2016年頃から取り組まれており、日本では2020年頃から政府がリスキリングへの取り組みを呼びかけ始めました。

なぜ今、リスキリングが推奨されているのでしょうか? その理由の1つは、企業のDX化です。DX化の狙いは、AIやIoT、ビッグデータなど新たなデジタル技術を使って、業務フローの改善や新たなソリューションの創出などを行うこと。しかし、DXを推し進めるために必要な、高い専門性やスキルを持った人材が不足しているのが現状です。リスキリングによって、新たな業務を行うためのスキルを取得したり、既存業務で用いるスキルを強化したりすることで、時代の変化に合わせた事業を展開していけるのです。

もう1つの理由は、平均寿命・健康寿命が高くなってきたため。「人生100年時代」といわれる今、若いころに一度学んだ知識やスキルだけでは、長期的なキャリアの成功や幸福な生活を送ることが難しくなってきています。時代の変化に合わせて新しいスキルを学び続ける必要があることから、リスキリングが推奨されています。

とはいえ、学びを継続するためには原動力が必要。実は、リスキリングに欠かせないのは「好奇心」だといわれています。何事にも興味・関心を持つ子どもと違い、大人になると好奇心はしぼんでいくことが多いもの。好奇心を育て、学び続けるにはどうすればいいのでしょうか?



人生100年時代に向けて、今すぐできる好奇心の高め方

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好奇心という概念は、心理学の観点から見ると、知的好奇心、対人好奇心、共感的好奇心などいくつかのタイプに分類されます。私たちが「情報をいち早く知りたい」「新しいことに挑戦したい」と思うのは、好奇心が刺激されているからです。ここでは、好奇心を持つことで得られる効果やメリット、また好奇心を高める方法について、詳しく見ていきましょう。


好奇心がもたらす効果・メリット

 

好奇心が強い人にはさまざまな長所があり、その1つが学ぶ意欲の強さです。マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツは、幼少期から読書好きで、哲学やSF、国際問題、ビジネスなどあらゆるジャンルの本を読んでいたそう。このように好奇心が強いと、何にでも興味が湧きやすくなり、知識やチャンスをつかみやすくなります。

 

また、好奇心が強い人は、さまざまな分野から情報を収集するため、広い視野のもと、物事を多角的に考えられるようになります。ビル・ゲイツがコンピューターに関心を持ったのは13歳のとき。当時から「近い将来、必ずコンピューターが人々の生活を変える」と周囲に話すほど、コンピューターの可能性を感じていたといいます。広い視野を持っていたからこそ、将来的にマイクロソフトの創業に至ったのでしょう。

 

朝ドラで話題になった、植物学者の牧野富太郎博士は、90歳近くまで野山に分け入って植物の観察を続けたそうです。牧野博士が研究のために集めた標本は、生涯でおよそ40万枚。好奇心が強いと、未知の物事に対して理解を深めたいという気持ちが高まり、自分から能動的に動くようになります。牧野博士の行動は、まさにこれを体現していると言えるでしょう。

 



今すぐできる! 好奇心を育む方法3

 

生まれつき平均よりも特別高い能力を持っている「ギフテッド」といわれる人々は、好奇心が強い傾向にあるといいます。しかし、実はギフテッドのように特別な能力を持っていなくても、後天的に好奇心を育む方法はあるのです。例として、3つの方法をご紹介しましょう。

 

  1. 疑問を持つクセをつける

    疑問を持って考え続けると、それまで見えなかったことに気づき、問題解決や創造的なアイデアを生み出すことにつながる場合があります。「懐疑は発明の父である」とは、アルベルト・アインシュタイン博士の言葉。気になることや知らない単語があれば、そのままにせず、周りの人に質問したり、理解できるまで調べたりしてみましょう。

  2. 未知の物事に対してポジティブに

    知らない話題や新しい物事に対して理解が乏しいと、好奇心は刺激されにくいもの。食わず嫌いをせず、未知の物事にもポジティブな気持ちで接してみると、理解度が深まり、「もっと知りたい!」と好奇心が湧いてくるかもしれません。

  3. 好奇心ベースで行動してみる

    例えば、外国語を学ぶときに、「1日20単語覚える」「1日3時間勉強する」などと課題化してしまうと、ストイックすぎて続かないことも。「海外旅行を楽しむために外国語を覚えたい」「外国の人と話せるようになりたい」というふうに、好奇心をベースに取り組むと、より意欲的に学ぶことができます。



好奇心を増やして、「わたし資産」をさらに豊かに


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行動経済学者のジョージ・ローウェンスタインは、好奇心について「情報の空白」理論を提唱しています。「知りたいこととすでに知っていることのあいだに空白があると、好奇心を抱きやすい」というのがこの理論の主軸。新しい情報に触れて、自分の無知を自覚したときに「知りたい」という欲求が生まれるのです。

好奇心の種を増やすことで、知識やスキルといった「わたし資産」は豊かになります。さまざまな知識を蓄えておくと、話題の引き出しが増え、人とのつながりといった資産の形成にもつながるでしょう。「にわか」や「三日坊主」でも良いので、興味があることや、やってみたいことには、気軽に手を出してみてはいかがでしょうか? 

ここ数年、専門スクールや通信講座、アプリなど、リスキリングの環境は増えています。変化が多く、先の見えない時代では、一見役に立たないような知識や情報が道を切り開いてくれることも。人生100年時代を幸せに生きるには、既存の価値観やスキルに固執せず、新しいことに対してポジティブに向かっていく姿勢が大切です。まずは、本記事で紹介した「好奇心を育む」手法を、ぜひ試してみてください。

企業プロフィール

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

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