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好きがふやす経験資産 王冠集めと“人材育成”の意外な関係

好きがふやす経験資産 王冠集めと“人材育成”の意外な関係

TOPICS

  1. 子どもの喜ぶ姿がモチベーションになり、親子でハマった王冠集め 
  2. 行き先やスケジュールは全部子どもが主体で考える「王冠集めツアー」
  3. 視野と行動範囲が広がり「経験が人を成長させる」ことを実証


「わたし資産」は、実はみなさんの身近にあるもの。好きで続けていることや趣味などが、かけがえのない「わたし資産」につながっていることもあります。 

今回は、「わたし資産」につながる「好きなこと/もの」について、UI銀行システム部の吉兼さんに語ってもらいました。

 

※「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、知識といった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。 



子どもの手伝いのつもりが……? 瓶の「王冠集め」にハマった理由

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みなさんは、日常的に瓶入り飲料を飲まれますか? 瓶の栓のことを「王冠」と呼びますが、さまざまな種類の王冠をコレクションしている人も少なくないようです。 

吉兼さんは、お子さんが小学校3年生のときに学校で流行ったということもあり、お子さんと一緒に王冠を集め始めたそう。 

 

「瓶飲料を求めて子どもと一緒に近所の駄菓子屋や酒屋を巡りました。近所のお店に行き尽くしたあとは、週末に車や電車で遠くのお店まで珍しい王冠を探しに行くことに。連休になると、日帰りでは行けない地方にも足を運びました。王冠を集めることというよりは、王冠を集めるために子どもといろんな場所に出かけることにハマっていったという感じですね」 

 

クラスメイトが持っていない王冠を手に入れたときのお子さんの喜ぶ姿を見て、自分もうれしくなりハマったな”と実感したという吉兼さん。お子さんの笑顔をモチベーションに、親子二人三脚で王冠集めを楽しむ日々が続き、最終的に集めた王冠は300種ほどになるのだとか。

o1.jpeg東京からはるばる広島の工場を訪れた際には、「昔はこんな王冠だったんだよもう販売していないレアな王冠を譲っていただくという貴重な経験もできました」という印象深いエピソードも。吉兼さんが海外出張へ行った際には、海外の珍しい王冠がお子さんにとって最高のプレゼントになったそうです。




王冠集めがなぜ「わたし資産」なのか

特筆すべきは、行きたい店のピックアップや地方に行く際の計画などを、すべてお子さん主体でやっていたということ。 

「小学校3年生ではありましたが、インターネットで店と行き方を自発的に探していました。3泊4日で王冠集めツアーに出かけたときも、行きたい店を複数ピックアップし、順番に回るにはどういう計画を立てれば良いかというところも子どもが主体でやりました。電車好きの面もあり、時刻表とにらめっこしていましたね」 

 

“やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ” 

 

吉兼さんはこちらの言葉を座右の銘として大事にしているのだそう。 

この言葉にならって、最初にお手本を見せたあとはアドバイスする程度にとどめ、お子さんが自分でやり遂げるのを見守ることにしたそうです。 

「もともと子育てをするときに、どうやって成長させ、さまざまなことをできるようにさせるのが良いのか、と考えていました。会社での人材育成にもつながりますが、まずは自分がやって見せて、それから本人にやらせてみる。いざ実践して壁にぶつかったら、助け舟を出してまたひとりでやらせてみる。これは子育ても、後進の育成も、どちらにも当てはまるなと実感しました」 

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よほど危ないことでない限り、やりたいことをいろいろ体験させてあげようという吉兼さんの考えのもと、お子さんは自分で考え計画する力を伸ばしていったそうです。 

地方に行った経験で行動範囲や視野が広がり、小学校5年生のときには海外のサマーキャンプにひとりで参加し、高校生になったいまはホームステイでの留学に挑戦する予定なのだとか。 

 

「近頃は、週末にひとりで、もしくは友だちと一緒に地方に行って写真を撮ってくることもあります。一緒に出かけることはもう少なくなりましたが、子どもの成長と行動力をうれしく思います」 

 

吉兼さんも、お子さんも、王冠集めを通じてそれぞれの「わたし資産」を手に入れたようですね。 


王冠集めを通して得たわたし資産は「経験は人を育てるということの実証

「経験が人を成長させる」と考えながら、後進の育成に携わってきた吉兼さん。王冠集めを通じてお子さんにも実際に経験させることで、身をもって経験が人を成長させることを実証できたことが「わたし資産」だと語ります。 

 

家族や友人など、誰かの好きなこと/ものに注目してみることで、思いがけない「わたし資産」を得られるかもしれません。

企業プロフィール

株式会社UI銀行

https://www.uibank.co.jp/

UI銀行は、連携パートナーやきらぼし銀行を始めとしたグループ各社と協働し、対面・非対面それぞれの良さを活かした多様なサービスを通じ、お客さまのお金だけでなく、健康や知識、人とのつながりといった見えない資産=「わたし資産」を増やすお手伝いをしていきます。

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