ボーナス(賞与)とは?どんな仕組みで貰えるの?支給タイミングや控除項目などを解説!
2024年12月09日
今年も12月に入り、2024年もいよいよ年の瀬を迎えようとしています。
12月といえばボーナスを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
「そもそもボーナスって何?」という基本的な部分から、ボーナスについて詳しく見ていこうと思います。
TOPICS
- ボーナス(賞与)とは、毎月の給与とは別に支払われる一時金のこと
- 新入社員や契約社員、アルバイトでもボーナスはもらえる?
- ボーナスからも社会保険料や税金が差し引かれる
- 大事なボーナスを貯めておくならUI銀行がオススメ!
ボーナス(賞与)とは、毎月の給与とは別に支払われる一時金のこと
ボーナスとは、毎月の給与とは別に会社から従業員に支払われる一時金で、一般的に「賞与」や「特別手当」とも呼ばれます。
英語でも「Bonus」とそのままの言葉で表現され、「良い」という意味のラテン語を語源に持つと言われています。
ボーナスの支給は義務付けられていないため、すべての会社で必ず支給されるものではありません。
会社の業績や経営状況に応じて、支給額や回数、支給時期などは会社ごとに独自に決定されます。
ご自身の勤務先のボーナスについては、各会社の就業規則に記載されていますのでチェックされるとよいでしょう。
ボーナスの種類
ボーナスの種類には、次のようなものがあります。
①基本給連動型賞与 | 基本給に一定の数を掛けた金額で支給される |
②業績連動型賞与 | 会社の業績や個人の成果によって支給額が変動する |
③決算賞与 | 決算の前後に会社の業績に基づいて支払われる |
支給されるタイミング
支給されるタイミングも会社によって独自に決定されるものです。
そのため、民間企業のボーナス支給日はまちまちですが、厚生労働省の統計調査などでは「夏季賞与」「年末賞与」と表現されており、夏と冬に1回ずつボーナスを支給する会社が多いと言われています。
一方、公務員の場合は年2回支給と支給日がはっきりと決められており、夏のボーナスは6月30日、冬のボーナスは12月10日に支給されます。
会社によっては、ボーナスが年3回以上支給されることもありますが、社会保険では「1年に賞与を4回以上支給する場合は、報酬として月額賃金に加え、それをもとに保険料を計算する」というルールがあります。
そのため、4回目の賞与は「給与」として取り扱われ、健康保険や厚生年金、雇用保険の保険料があがる場合がありますので注意しましょう。
新入社員や契約社員、アルバイトでもボーナスはもらえる?
ボーナス制度がある会社の場合、ボーナスがもらえるのは正社員だけなのかも気になるところです。新入社員や契約社員、アルバイトでもボーナスがもらえるのかを見ていきましょう。
新入社員の場合
ボーナス制度がある会社では、新入社員もボーナス支給の対象になります。ただし、新入社員の場合、入社年度の夏季ボーナスは在籍期間が短く、査定期間を満たしていないため、ボーナス支給の対象外とされることもあります。
例えば、2023年10月~2024年3月の業績評価分を2024年7月のボーナスで反映する場合、2024年4月入社の新入社員はボーナスの査定期間には在籍していない、ということです。会社によっては、ボーナスではなく、少しばかりの気持ちを表す寸志として、数万円程度を支給することもあるようです。
また、中途採用の場合も同様に、査定期間を満たしていない場合、初回のボーナスは寸志となったり、ボーナスが支給されないこともあります。
契約社員、アルバイト、パートの場合
会社によっては、ボーナスは正社員だけでなく、契約社員やアルバイト、パートの従業員にも支給される場合があります。ただし、法律や労働基準法で定められているものではないため、支給の有無やいくら支給するかということも含めて、すべて会社の判断に委ねられます。
ボーナスからも社会保険料や税金が差し引かれる
給与同様、ボーナスからも社会保険料や税金は差し引かれます。
ここでは具体的にどのような内容でボーナスから差し引かれていくのか見ていきましょう。
健康保険料
まずは健康保険料です。差し引かれる健康保険料は、標準賞与額に健康保険料率を掛けた金額です。
標準賞与額とは、社会保険料などが差し引かれる前のボーナス支給額の1,000円未満を切り捨てた金額のことで、健康保険料率は毎月の給与から差し引かれる健康保険料と同じ料率です。なお、健康保険料率は会社が加入している健康保険によって異なります。
厚生年金保険料
次は厚生年金保険料です。厚生年金保険料も標準賞与額に厚生年金保険料率を掛けた金額です。2024年3月現在の厚生年金保険料率は18.3%ですが、労使折半されますので、実質的には9.15%を掛けた金額になります。
この“労使折半”(会社が50%を負担してくれます)は、前述の健康保険料や後述の介護保険料にもあてはまります。
介護保険料
介護保険料は40歳以上65歳未満が被保険者で、満40歳から徴収されることになります。介護保険料も標準賞与額に介護保険料率を掛けた金額が差し引かれます。
雇用保険料
雇用保険料も同じくボーナスから差し引かれます。雇用保険料率は、業種によって異なります。2024年度は、一般の事業で0.6%、農林水産・清酒製造事業、建設業で0.7%です。健康保険料や厚生年金保険料と同じく、標準賞与額をもとに算出されます。
所得税
所得税も差し引かれていますが、上記とは算出方法が異なります。
標準賞与額に所得税率を掛けて算出するところは同じですが、所得税率はボーナスが支給される前月の給与をもとに計算されます。
ボーナスが支給される前月の給与から社会保険料を差し引いた金額によって、所得税率が決まりますが、扶養親族の人数によっても税率が変わるので注意が必要です。
所得税率は国税庁の「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表(令和6年分)」で確認できます。
住民税はボーナスからは引かれない
住民税は毎月の給与から差し引かれていますが、ボーナスからは差し引かれません。
住民税は前年の所得金額をもとに算出され、12分割された住民税額が翌年の6月から翌々年の5月にかけて毎月の給与から差し引かれる仕組みとなっているため、ボーナスから差し引かれない計算となります。
大事なボーナスを貯めておくならUI銀行がオススメ!
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企業プロフィール
株式会社UI銀行
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