ふやすのは、わたし資産。UI銀⾏のオウンドメディア

TOPICS

1. 囲碁で養われた粘り強さと思考力で形成された鐘ヶ江さんの「わたし資産」
2. 積極的なコミュニケーションで培われた玉井さんの「わたし資産」
3. 経験に裏打ちされた成長意欲が2人の共通点
   
   
   

「わたし資産」とは、お金や家などの有形資産だけでなく、思い出や経験、人とのつながりといった無形資産も含んだ、私たち一人ひとりの固有資産を意味する、UI銀行オリジナルの言葉です。UI銀行で働く人々の「わたし資産」を深掘りする本企画。今回は、UI銀行の経営企画に携わっている玉井さんと鐘ヶ江（かねがえ）さんに、お互いの「わたし資産」について語ってもらいました。

※前回の記事はこちらから

目まぐるしい環境の変化が「わたし資産」を築き上げた

左が玉井さん、右が鐘ヶ江さん

—まずは、お二人の経歴や業務内容について教えてください。

玉井さん：私は2019年に合併後のきらぼし銀行（※）へ入行し、支店で銀行業務の基礎を学びました。2020年秋には、「デジタルバンク設立準備会社（現UI銀行）」へ参画。開業までの1年3ヵ月間、パートナー連携や銀行免許の申請などから、名刺や封筒などの備品作成まで幅広く携わりました。現在は、経営企画部門と新事業企画部門の2部署を兼務しています。

※2018年5月に八千代銀行、東京都民銀行、新銀行東京の3行が合併して、きらぼし銀行が誕生。

鐘ヶ江さん：私は2011年に旧八千代銀行に入行し、現在13年目です。営業店を6年経験した後、公募制の外部派遣に立候補して、企業支援を行う行政機関に2年間派遣されました。

玉井さん：鐘ヶ江さんは、長くきらぼしグループに勤められているんですね。どういった経緯で現在のポジションに就かれたのですか？

鐘ヶ江さん：実はこのまま企業支援の部署へ進むと思っていたのですが、UI銀行の開業と同時に出向の辞令が出たんです。当時はかなり驚きましたね。現在は、経営企画部門で人事や経理、事業計画策定など、経営陣に近いところで業務にあたっています。

—今回、お二人に自分の持つ「わたし資産」を書き出してもらいました！その中で代表的なものを3つ教えてください。

鐘ヶ江さんの「わたし資産」

・趣味の囲碁

囲碁は中学生のときから今も続けています。高校では、全国6位になったり、関東大会で優勝したりしたことも。今は地元の葛飾区で、囲碁連盟の常務理事として大会運営などをお手伝いしています。囲碁で出会った仲間は一生の宝物。また、囲碁は幅広い年齢層の方がやっているので、世代を超えた人のつながりという「わたし資産」も育むことができますよ。

・囲碁で培った決断力

囲碁は1人で決断し続けなければいけない孤独な競技です。多いときには300手以上、1戦につき2時間以上かかることもあります。そんな過酷な状況で頑張った経験が、今の仕事にも活きていますね。例えば、上司に判断を仰ぐ際にも、最初に自分なりの結論を考えて、それをもとに話をするようにしています。こうした囲碁で培った決断力や思考力も大切な「わたし資産」ですね。

・好奇心

「広く浅く」をモットーに、少しでも関心があったら首をつっこんでいます。それが高じて、専門職大学院に2023年の4月から入学しました。働きながら、平日2日夜間＋土曜終日の授業を受けるのでかなりハードですね。でも、業務のモヤモヤが大学院で得た学びによって解消されたり、幅広い年代やバックボーンの同期から刺激を受けたりと、毎日がとっても充実しています。

玉井さんの「わたし資産」

・社交性

ありがたいことに、生まれつき備わっている性質なのかもしれません。ある才能診断テストでも、「社交性」や「人間関係を構築する力」を持っているという結果が出ました。また、昔から一緒に海外旅行をする友達がいたりと、長い付き合いの人がたくさんいることも「わたし資産」ですね。

・UI銀行での業務経験

社会人1年半で新しい銀行の立ち上げに携わった経験は、これからの人生に大きく役立つ資産だと思います。また、現在も2つの部署を兼務するなど、幅広い仕事を経験できているので、今後もさまざまな「わたし資産」をUI銀行で増やしていけそうです。

・愛する地元のＪリーグの応援

熱狂的に応援していますね（笑）。遠征に行く際は、旅行もかねて楽しんでいます。試合の感動やファン同士の交流、旅先での思い出なども大切な「わたし資産」ですね。

未知の世界に飛び込めば「わたし資産」はもっと豊かになる

—お互いの「わたし資産」について、いかがですか？

鐘ヶ江さん：玉井さんは自分とは異なる「わたし資産」を色々と持っているんですね。伸びしろがたくさんありそうで、これからがとても楽しみです。

玉井さん：鐘ヶ江さんは幅広いご経験が、多彩な「わたし資産」の土台になっているんですね。囲碁のように、一生続けられる趣味をお持ちなのもとても羨ましいです。

鐘ヶ江さん：趣味はさまざまな「わたし資産」を増やすきっかけになるので、ぜひいろんなことにチャレンジしてみてください。玉井さんの社交性を活かせば、きっと面白い体験ができますよ。

—お二人が「わたし資産」を増やすために行っていることはありますか？

玉井さん：なんでも機会があれば断らないことですね。これまで、成人式の実行委員やベンチャーバイト、社外業務の交流会など、さまざまなイベントに関わってきました。以前は、人から頼まれると断れない性格を弱みだと感じていたこともあったのですが、今ではさまざまな「わたし資産」の形成につながるとポジティブに捉えるようになりました。

鐘ヶ江さん：新しい体験や人との出会いは「わたし資産」の形成に欠かせませんね。新しいことを学びたいという気持ちがあれば、「わたし資産」は自然と増えていくと思います。私は学ぶことが好きで、いろんな資格を持っています。宅建のような国家資格から、日本ビール検定、世界遺産検定といった変わり種まで、これまで33種類の資格を取得してきました。

玉井さん：33種類も！いろんな知識を持っていると、人との話題に困りませんよね。鐘ヶ江さんがお持ちのさまざまな知識が、人との交流をより豊かにしてくれているんですね。

—読者の方に向けて、「わたし資産」を増やすためのアドバイスやメッセージをお願いします。

玉井さん：「わたし資産」とは、自身の特性や経験から生まれる「強み」だと思います。反対に、なかなか手を出せないことや、後回しになっていることは自分の「弱み」かもしれません。「わたし資産」を増やすには、まず自分の強みと弱みを整理して、強みを伸ばし、弱みを少しずつ改善していくことが大切ではないでしょうか。

鐘ヶ江さん：「わたし資産」を増やすためには、打算的にならないことが大事だと思います。損得に関係なく、興味のあることを続けていくと、どこかで知識や経験がつながって、点が線になり、立体的になっていきます。「この仕事や勉強は何になるんだろう」とか、「この人と一緒にいてメリットあるのかな」などと思わずに、少しでも関心を持てる部分を見つけて取り組めば、きっとどこかで良い結果につながるはずですよ。

玉井さん：当時は特に気にしていなかった出来事も、年を重ねると大切な資産になっていることもありますよね。これからも1つひとつの出会いや体験を大切にして、「わたし資産」を育んでいきたいと思います。

編集部コメント

お二人の趣味や考え方は異なるものの、お互いに「自分をもっと成長させたい」という意欲の強さが伺えました。それぞれの「わたし資産」を発表し合ったことで、お互いに刺激を受けたのも興味深いですね。誰かと話すことで思考が整理されたり、新たな考えにたどり着けるかもしれません。自分の中に眠っている「わたし資産」を発掘して、じっくり育ててみてはいかがでしょうか。